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御祭神・神紋

波々伯部神社がお祀りする祇園三神と、神社の紋についてご案内します。

御祭神

祇園三神

本殿には祇園三神を合わせてお祀りしています。三社の御神体は元文5年(1740)に再興されました。御祭神のお姿は代々非公開のため、写真は掲載していません。

主祭神 素戔嗚尊

祇園牛頭天王。和名は素戔嗚尊すさのおのみことです。

牛頭天王はインドから中国を経て伝わった神で、疫病や農作物の病害虫、邪気をもたらす神とされ、この神を丁寧に祀ることで災いから逃れられるとされています。

妃神 奇稲田姫命

婆利菜女はりさいじょ。素戔嗚尊の妃神で、和名は奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと、または くしなだひめのみこと)です。

奇稲田姫命を祀る大歳神社(おとしもり)

御子神 八柱御子神

素戔嗚尊と奇稲田姫命の御子神である八王子のうちのどなたかで、御名は伝わっていません。和名は八柱御子神やはしらのみこがみのうちのどなたか、御名不詳とされています。

神紋

舞鶴根引之松紋

波々伯部神社の神紋は、神社の宝暦改記録帳に「舞鶴根引之松紋」と書かれています。

紋の由来

承平5年(935)、多田源氏の祖である源(多田)満仲が本社で願をかけ、神の霊験で宿願を果たしました。そのお祝いに幕の寄付を申し出て、紋を何にするかを相談していたところ、一対の鶴が舞い降りて寄り添い、根引きの若松をくわえていました。これを神の教えとし、幕の紋にしました。

4 つの呼び名

舞鶴根引之松紋
波々伯部神社所蔵の宝暦改記録帳
双鶴根引松紋
大正時代の波々伯部神社の記録書
松喰対い鶴紋
波々伯部地区の山車の提灯紋の呼び名
対い鶴根引き松紋
「波々伯部の歴史」

提灯紋を掲げる山車 8 基

あわせて用いる紋

八坂神社の紋

左三巴紋と木瓜紋

波々伯部神社では、舞鶴根引之松紋のほかに、京都の八坂神社の御神紋である次の 2 つの紋も用いています。

  • 左三巴紋
  • 木瓜紋五瓜に唐花紋。織田家の家紋が基本になっています

胡瓜を食べない習わし

木瓜紋は胡瓜を輪切りにした断面に似ていることから、八坂神社の関係者や氏子の間では、祇園祭の行われる 7 月には、古くからのしきたりとして胡瓜を食べないとされています。神紋に似たものを食べることは“神を食べる”ことに通じ、良くないとされるためです。

波々伯部神社でも、8 月初めから例祭が終わるまでは、胡瓜を食べるのは“神を食べる”という意味で良くないと言われています。